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ブックレビュー: 2013年8月アーカイブ

三谷幸喜: 清須会議

img-817091000-1.jpg信長亡きあと、清須城を舞台に、歴史を動かす心理戦が始まった。猪突猛進な柴田勝家、用意周到な羽柴秀吉。情と利の間で揺れる、丹羽長秀、池田恒興ら武将たち。愛憎を抱え、影でじっと見守る、お市、寧、松姫ら女たち。キャスティングボードを握るのは誰なのか?

平成25年7月25日 初版発行

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佐藤雅美: 天才絵師と幻の生首 半次捕物控

img-805083203.jpg九つの子が川縁で見つけた生首を描いた絵があまりにも見事なので多色刷りの瓦版にすると、「気味が悪い」と江戸中で大騒ぎに。それでも生首の主は分からずじまいで、そのうち生き写しの男があらわれて悪事がばれたものだから、瓦版は狂言だったと非難囂々となる。

2011年11月15日 第1刷発行

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佐藤雅美: 髻塚不首尾一件始末 半次捕物控

img-729082731.jpg大名家同士の意地の張り合いに、増山家に雇われた蟋蟀小三郎。一方の奥平家についた風鈴狂四郎とは古い因縁で互いの手強さを熟知する仲。ちよや半次も巻き込みあの手この手で裏を掻いて対決を避けようとする。収まらない奥平の若殿が謀議をめぐらせて仕組んだ御前試合で、とうとう真剣勝負に臨むことに。

2010年7月15日 第1刷発行

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夢枕 獏: 大江戸釣客伝(上)

img-720105501.jpg綱吉治世の元禄時代、釣りに出た絵師・朝湖と俳人・其角は江戸湾で屍体を釣り上げる。竿を持ち、笑みを浮かべながら流れ死んだ男の正体は?一方、旗本・采女は小普請組という閑職がゆえ、釣り三昧の日々を送っている。義父・吉良上野介の計らいで、「生類憐れみの令」を発布した将軍・綱吉の側小姓となるが・・・・。

2013年5月15日 第1刷発行
2013年6月11日 第3刷発行

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夢枕 獏: 大江戸釣客伝(下)

img-724085620.jpg城勤めを辞したにも拘わらず「釣り船禁止令」のため釣りが出来ない采女は、釣道を極めんとしたという投竿翁の足跡を追う。赤穂浪士討ち入りで敬愛する義父・上野介を失う采女。綱吉の相次ぐ禁令発布に反抗した朝湖は三宅島へ島流しに。

2013年5月15日 第1刷発行
2013年6月21日 第4刷発行

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佐藤雅美: 泣く子と小三郎 半次捕物控

img-717083653.jpg剣をとっては日の本一と半次も認める蟋蟀小三郎がなぜか国表から舞い戻り、皆川道場の暴れ者・宮川周五郎に敗れたという噂が。寸止めしたと言い張る小三郎は、小網町の水夫と人形町の火消しの若者の喧嘩に首を突っ込み、火消し側についた宮川と真剣勝負で決着をつけることに・・・・・・・・。

2009年3月13日 第1刷発行

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