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ブックレビュー: 2022年8月アーカイブ

浅田次郎: 終わらざる夏(中)

20220823081626片岡の一人息子・譲は、信州の集団疎開先で父親の招集を知る。譲は疎開先を抜けだし、同じ国民学校六年の静代とともに、東京を目指してただひたすらに歩き始めた。一方、片岡ら補充要員は、千島列島最東端の占守島へと向かう。美しい花々の咲き乱れるその孤島に残されていたのは、無傷の帝国陸軍、最精鋭部隊だった。

2013年6月30日 第1刷

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木下 昌輝: 宇喜多の楽土

20220817093639父・直家の跡を継いだ宇喜多秀家は、秀吉の寵愛を受け豊臣政権の中枢となる。しかし秀吉没後は、派閥争いや家中騒動に苦しみ、西軍の主力として臨んだ関ヶ原の戦いで壊滅する。敗走する秀家だが、彼が目指したのは、武士としては失格の場所だった-------。心優しき秀才が、嵐世に刻んだ覚悟とは?

2021年1月10日 第1刷

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