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2018年10月アーカイブ
Iwami house part.10 新築中No.10
- 2018年10月26日 08:12
- 住まいのギャラリー
屋根の笠木下地の取付にかかりました。
この住宅の設計仕様では、野地板の上に発泡樹脂板の断熱材を施工することになっています。
厚みは20㎜です。
屋根葺材料の下地として、結露水や湿気をを防ぐために、アスファルトルーフィングを敷きます。
アスファルトルーフィングとは、有機天然繊維を主原料とした原紙にアスファルトを浸透、被覆し、表裏面に鉱物質粉末を付着させたものです。
重ね幅は、100㎜です。
金属板ぶきの材料は、一般では0.35㎜ですが、今回は設計仕様で0.4㎜のガルバリウム鋼板と指定されています。
施工状況です。
一階では、大工さんが構造用合板の上に付加断熱材の発泡樹脂板を貼っています。
厚みは20㎜です。
本日は、上棟式です。紅白の幕をひきまわし、祭壇の上に三方を置き、供え物を用意しました。
上棟式は、「むねあげまつり」ともいわれ、棟木を棟に上げる際に、家屋の守護神、工匠の神に、これまで工事が無事に進んだ感謝と
竣工に至るまでの加護を祈願し、また、今後長く、禍なく、幸多いことを祈る祭事です。
しかし、祭事のときに雨が降る場合もあるので、弊社では屋根工事が終了してから行っています。
神官が祝詞を奏上しています。
上棟式は、本来、工匠のお祭り、慰労が主であり、一般の民間家屋では夕刻に行われ、棟上が終われば、
その下で材木に腰掛け、薄明かりの下で、頭領の音頭で歌をうたい、飲み食いしたのが、直会です。
しかし、現在は社会環境の変化により、直会はほとんど省略しています。
お供えの神酒を頂き、神官の祝言葉で乾杯し、お施主様からご挨拶をいだき、
お施主様からの引き出物を戴いて、上棟式を終わらせて頂きました。
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ストラヴィンスキー: ヴィオリン協奏曲
- 2018年10月23日 08:16
- クラシックレコード&CD
ストラヴィンスキー
ヴィオリン協奏曲
ピアノと管弦楽の協奏曲
グリュミオー(vn)/コンセルトヘボウ管/ブール
B=コワセヴィチ(P)/BBC響/ディヴィス
蘭・PHILPS/6527160
蘭盤、ホワイト・ロゴ・ラベル、1960年代録音
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司馬遼太郎: 胡蝶の夢(二)
- 2018年10月22日 11:37
- ブックレビュー
幕末海軍の教師団にポンペという軍医のいることを知った松本良順は、
あらゆる圧力を断ち切って長崎に走る。
やがて佐渡から語学の天才である弟子の伊之助を呼びよせた良順は、
ポンペを師に迎え、まったく独力で医学伝習所を開講し、
あわせて付属病院を建てる。
ひろく庶民に門戸をひらいたこの病院は、身分で閉ざされた社会に
、錐でもみ込むように西洋の平等思想を浸透させてゆく。
昭和58年11月25日 発行
平成29年1月25日 52刷
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芦別岳
- 2018年10月12日 10:28
- 山行記録
芦別岳(1726.5m)旧道コースから新道コース
2018.9.30 旧道コース登山口5:05S~ユーフレ小屋分岐6:50~稜線下部8:30~稜線9:10~芦別岳12:00~新道登山口下山15:30
前日の夜は星空でしたが、当日は高曇り。台風が来るので当たり前ですが。雨との競争になりそうです。
ユーフレ川の左岸に降りたり、高巻いたりを数度繰り返してユーフレ小屋分岐に着きます。途中、トレイルラン男2人女2人のパーティーが走り去っていきました。
分岐からは夫婦沢の右岸の登山道を登ります。いつからかこの沢は、かなり荒れています。
右岸の登山道
稜線手前の紅葉
夫婦岩を左に見ながら回り込むようにして稜線に出たころからガスがかかってきて、芦別岳を見ることは出来ませんでした。
夫婦岩
正面の奥が崕山
旧道コースは芦別岳を眺めながら、少しずつ近づいていくのが楽しいのですが、今日は全く楽しめません。
稜線はガスの中。
アップダウンを数度繰り返すうちに、体力が衰えてきたのか、キレット近辺を緊張して通過すると芦別岳は目の前です。
キレット近辺の通過
芦別岳頂上は岩山ですが、右から回りこむと登りやすく、頂上に着きます。
頂上から急斜面を下降すると、いつの間にか正月に来た雲峰山です。
雲峰山をジグザグと下降し、若干登ると正月にテントを張った半面山です。
気にしなければ、気づかないうちに通りすぎますが、ここは新道コースと冬尾根の合流地点です。標識もあります。
新道コースも覚太郎分岐までは、尾根が細くなっている箇所が何箇所かあります。ほとんど気になりませんが。
ここから雨が強くなり、全員雨具を着けて広い尾根を気楽に下山しました。ガスの為、紅葉はほとんど楽しめませんでした。
ここの紅葉は、10月10日ごろの体育の日が見どころだと思います。
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司馬遼太郎: 胡蝶の夢(一)
- 2018年10月 2日 08:12
- ブックレビュー
黒船来航で沸き立つ幕末。それまでの漢方医学一辺倒から、
にわかに蘭学がもとめられるようになった時代背景に、
江戸幕府という巨大組織の中で浮上していった奥御医師の蘭学者、松本良順。
悪魔のような記憶力とひきかえに、生まれついてのはみ出し者として短い一生を閉じるほかなかった彼の弟子、
島倉伊之助。
変革の時代に、蘭学という鋭いメスで身分社会の掟を覆していった男達。
昭和58年11月25日 発行
平成30年6月10日 57刷
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