皆で語ろう!

今日は真面目に文学の話

昨日と一昨日、二日連続で漫画本の話をした

あいつは漫画しか読まないのかと勘違いされても

困るし、3日連続となると師匠にも怒られそうである。

別に漫画本が不真面目という訳ではないが、今日は

私が愛読している本を少し紹介する。

今読んでいるのは

村上春樹.jpg

村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」である。

今は2巻目を読んでいるが、まさに『村上ワールド』

そのものである。いつも思うのだが、なぜ彼はここ

まで人間の弱い部分を追求するのであろうか。

人間は突然死ぬのではなく、徐々に何かを失って

行くというのである。全ての著書が「ノルウェイの森」

的作品のような気もする。

最近読んで面白いと思ったのは

山田悠介.jpg

山田悠介で、とくに「親指さがし」「パラシュート」「スイッチを押すとき」

なんかは中々である。まあ全てに「リアル鬼ごっこ」風のメルヘンチック

的部分があるが、それはそれでいいと思う。

そしてもう一人、布団に入ってから読みたくなるのが

伊坂幸太郎.jpg

伊坂幸太郎である。

やはり私も「チルドレン」でファンになったのであるが、最近読んだ

「砂漠」や「魔王」や「グラスホッパー」なんかも面白い。

彼の作品の舞台に仙台が多いのは、いま住んでいるから街に

詳しく、嘘をつきやすいからと言うのも面白い。

最近は若い作家が大活躍している。題名も「蹴りたい背中」だの

「蛇にピアス」だの買う時に少し考えてしまう作品も多い。

特に今回の芥川賞受賞作品の「乳と卵」は、私のレベルでは

分からない。

これは批判でもないし、男女差別でもないが、最近の『直木賞』や

『芥川賞』の選考には、年齢と容姿の審査もあるのかなと思えて

しまう。


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■2008年3月8日(木) 馬淵建設・ryogoさんに触発され... 続きを読む