皆で語ろう!

驚きと笑いの三つの出来事

今日も「福岡は雪と花粉と・・・・・」と書きたかったが、いくら

なんでも(3)はくど過ぎるから、内容は今回の旅のことでも

タイトルだけは変えることにする。

 

それは、驚きと笑いの三つの出来事である。

JA.jpg

 これは最初の日に宿泊した行橋の「アパホテル」の向かいに

あったJA京都である。

 そして問題はこの『京都』である。初日このホテルに来る途中にも

京都医師会とか京都商工会議所の看板を見かけた。

 

 そして翌朝、チェックアウト時にフロントの20代前半の女性に

「なぜ福岡に京都(きょうと)と言う地名があるのですか?」と

たずねた。すると「あれはみやこ(京都)と言うのです!」とあっさり

私が「ええっ?みやこと読むのですか?普通はきょうとと読みま

すよねー?」に「そうとも読みますねー、私は生まれも育ちもここで

すから、みやことしか読まないのです!」だった。

 心の中で「大半の日本人はきょうとと読むよ!!」と思ったが

自分の故郷への愛着心からそう思っている彼女へはそれ以上

何も言えなかった。

 

次に

塩ちゃんこ.jpg

 二日目の宿泊地、博多の駅近くにあった某居酒屋での会話である。

本当は中州あたりで一杯の予定であったが、私はひどい鼻水、連れ

の一人は風邪気味で近場での晩餐となった。

 

  写真はその居酒屋のお進めメニューの「塩チャンコ」である、こちら

では塩味の鍋料理が結構あるらしいが、この鍋が運ばれて来た時

である。連れの一人が店員に「おおっ!タラバが入ってるじゃん!

ここらでタラバ取れるんだべか?!」と変なナマリ言葉で聞いた

するとその店員曰く「はい!このタラバは地元北海道産です!」で

あった。

 俺たちはコロンビア人か!(怒)!

 

まじ九州は面白いところである。

 

 そして三つ目は帰りの飛行機の中での会話である。

私の席の真後ろに学生らしき人が6~7人乗っていた。話の内容

から北海道へは初めての旅らしく、やれススキノだの、やれカニ将軍

だの大はしゃぎであった。

 

 そしてその驚きと笑いの会話は飛行機が着陸態勢に入った時である

この日は西風で飛行機は苫小牧側からの着陸であった。機体が左

旋回した時に私の目に広大なゴルフ場が目に入った。 あの広さから

言って72ホールある、北海道でも一番広いM井観光だと思った。

 

 その瞬間、後ろの一人が「おい下見てみて!凄くでかいスキー場あるよ!

すっごく広いよ!」と大きな声で叫んだ。

すると別の人が「ほんとだ!すっげー広いな!いいなー!スキーして

見たいな」と話すと、最初の人が「上から見たら平らに見えるけど、結構

急なんだうな?!」であった。

 

 彼等には全面雪で真っ白なゴルフ場という ものが存在しないのであろう。

よほど真実を教えて上げようかとも思った が、彼等のロマンに口を出す

ことは出来なかった。

 

 そしてとどめは

「それにしてもこのスキー場、随分すいてるなー?!」に「今日は平日だ

からね!」だった。 無論そこには猫の子一匹いなかった。

武者.jpg
(写真は福岡空港に飾られていた山笠祭りの山車らしきもの)

  


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コメント(2)

お嬢:

>京都(みやこ)

私も始めは「福岡にいらっしゃってるのに何故きょうと?」
とふしぎでしたが、今、変換してみるとちゃんと出るんですね。(笑)

>「上から見たら平らに見えるけど、結構急なんだうな?!」

いくら真っ白だといっても…
スキー場なら立体感もあるでしょうしリフトもあるでしょうに…
その立体感すら北海道に旅するワクワク感に消されたんでしょうか?(苦笑)

ryogo

みやこ(京都)ねー?
やはり九州の人は不思議ではないのですね。
地名というのは色々な読み方がありますから
長万部→おしゃまんべ
椴法華→とどほっけ
訓子府→くんねっぷ
なんかは北海道の人しか読めませんよね!

>その立体感すら北海道に旅するワクワク感に
消されたんでしょうか?
みんな本当に興奮してましたから、リフトやゴンドラ
のことなんかは、まったく頭に浮かばなかったのでしょ
うね!
お陰さまで、鼻水地獄にも少し気がまぎれましたが(笑)