皆で語ろう!

時代の流れ

 2週間ほど前に夕張の現場に行った時のことである。

現場の近くで見慣れないものを発見した。

 

 それは夕張の全ての歴史を知っているかのように、じっと

静かに建っていた。

 

 

煙突1.jpg

煙突2.jpg

 数十年という時がたったいま、多少朽ちたところもあるがしっかり

とした土台のうえに建ち、それは夕張を見下ろしていた。

 

 煙突の下にはいくつもの釜らしき物があり、その釜でコークスを

造っていたらしい。当時はこの煙突も昼夜を問わず煙を出し、夕張

の人々に温もりを与えていたに違いない。

 

 この街が炭鉱町として栄え賑わった時から、いまこのように静まり

返った時まで、じっと夕張を見ていたのであろう。

 

そして、この場所と志幌加別川を挟んですぐの高台に

夕張の団地.jpg

真新しい公営のものらしい団地があった。

 

 以前この地に何があったか知るよしもないが、いまはこの団地が

あの煙突を見ている感じがする。

 

 時代の流れとは言え、そんなことを思うと何故かしら悲しくなった。

いま夕張は必死になった生きている。

 

 以前のブログにも書いたが、ここに住んでいる人だけではなく

いま何が出来るのかを皆で考えなければならないと思う。

夕張団地2.jpg

この団地とあの煙突に挟まれた場所でいま工事をしていることも

ただの偶然だとは思いたくはない。


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