遼君！今季４勝目、亮君ジョッキ４杯目！
今日のスポニチの第一面トップ記事は「最強王者だ！遼様！」であった。
まあ遼様は言いすぎだろうが、まじ昨日の試合は感動した！
二位と一打差の首位で最終日最終組でのスタート。普通のプロならカチカチ
になること間違いなし。
だが石川 遼はその辺が違った。アウトの１番２番７番をバーディーとし猛追
する池田と梶川を突き放した。
でもゴルフの神は勝者というものに必ず試練を与えるものである。なんと
折り返した１０番でOBを打って痛恨のダブルボギー。
１１番のバーディーで再び突き放したが何と１４番で３ｍから３パットしてイン
２つ目のダブルボギー。
ここで一言もの申したいが、この１４番は池田と梶川はティーショットをきざみ
安全策にでた。だが石川はドライバーで打ち、フェアウェイ左残り６０ヤードに
つけた。絶対的優位に立ったはずだが第２打をショートして３オン３パットの
ダボとなった。
そしてまた普通のプロという言葉を使うが、普通のプロならここで勝負あり！
ここからガタガタに崩れ、首位戦線から脱落間違いなしである。そして優勝後
のインタビューで「こんなシナリオは誰にも書けないです・・・・・」と言っていたが
ダブルボギーのあとの１５番のスーパーイーグル！
（１５番、ラインを読む遼君）
あれはマジに鳥肌が立った！あまりの嬉しさに冷蔵庫からビールを出してジョッキに
ついでまず乾杯！（日曜だからいいのである）
そしてまだドラマがあった。
なんと次の１６番ショートでボギーをたたいてしまった！１７番、１８番はここ三好C.Cで
の最難関のホールで、バーディーは考えずらい。誰もが石川の勝ちは無しと読んだ！
まして１７番ティーショットははクラブを離すほどのミスショット！だが第２打をスーパー
ショットで６０センチにつけてバーディー。
「よし！まだ行ける！」と信じ、冷蔵庫から２本目のビールを・・・・・・。
そして迎えた最終ホール、４６５ヤードのミドルで２打目は池超えの超・超難関ホール。
オナーの石川は力みからかティーショットを曲げ、ボールは右ラフへ・・・・・・。
対する池田も左に曲げ林の中へ・・・・・。そして梶川はフェアウェイをキープ。
そして池田の第２打は無情にも池へ・・・・・。梶川は手堅くグリーン中央に２オン。
ある程度ゴルフを知っている人なら石川の第２打目の難しさが分かると思うが、ラフから
池超え、それも１９０ヤードもある。普通ならグリーン左へ逃げるはずだがここが遼君の
素晴らしさ。
７番アイアンで振りぬいたボールは落ち際で軽くフェードしてピン手前５０センチにピタリ。
卓越した技術と勝負強さがその一打に集約されていた。
そして勝った！！
０２年の谷口徹以来となる年間４勝目を達成し、獲得賞金も１億２０００万となり
賞金ランクも１位をキープ。
凄い男だ！ここで３本目のビールを・・・・・・・。
きょう５日、米サンフランシスコで行われるプレジデンツ・カップに向け渡米
する。世界選抜の一員として石川が今度こそ世界の舞台で実力を見せつ
ける。
そして気が付いたら４本目ビールを飲んでいた。
とにかく頑張れ！！頑張れ！！遼君！である。
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