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ブックレビュー: 2016年11月アーカイブ

安部龍太郎: 関ヶ原連判状 上巻

20161121081126

豊臣秀吉亡き後、再び風雲急を告げる乱世。

徳川家康に従うか、それとも石田三成につくか。

東西両軍どちらに味方するかで、それぞれの思惑が錯綜するなか、第三の道を模索する英傑がいた。

その名は細川幽斎。

足利幕府最後の将軍の異母兄にして、当代唯一の「古今伝授」の伝承者である彼は、

加賀前田家、そして朝廷をも巻き込んだ一大諜報戦を仕掛けた。

 

2011年3月25日 第1刷
2013年6月16日 第3刷

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火坂雅志: 霧隠才蔵(上)

20161110081355

孤高の伊賀忍者・霧隠才蔵。異例の長身にして、伊賀一の術者の才蔵は、

徳川家の秘命を帯び、ある巻物の探索をおこなっていた。

その「愛宕裏百韻」なる巻物には、徳川幕府の根底を覆す秘密が隠されているという----。

だが、豊臣家再興を目論む真田幸村も、同じく甲賀忍者・猿飛佐助に巻物奪取を命じた。

関ヶ原合戦後の天下争いの背後で、秘術を駆使した暗闘が開始された!

 

平成21年3月25日 初版発行
平成27年12月5日 3版発行

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葉室 麟: 山桜記

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朝鮮出兵の前半、文禄の頃。

一通の文箱が博多の津に打ち上げられた。

それは半島に渡った夫を思う妻のものだった。

興味を持った豊臣秀吉は女を名古屋に呼び寄せたが------。

 

2016年7月10日 第1刷
2016年7月30日 第2刷

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加藤 廣: 水軍遥かなり(下)

20161018081342

朝鮮出兵で九鬼水軍の大型鉄甲船は苦戦する。

父・嘉隆は戦功わあげられず怯えるが秀吉は「夢のまた夢」の辞世を遺し病没。

趨勢は一気に家康に傾く。

関ヶ原では東西に別れた嘉隆と子・守隆。

父は破れ、子は家康の海外進出の青写真を知る。

 

2016年8月10日 第1刷

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