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ブックレビューの最近のブログ記事

津本 陽: 夢のまた夢(一)

20200114084815

天正十年、毛利攻めの直中にあった羽柴秀吉は、偶然捕らえた間者が忍ばせていた密書に衝撃を受ける。

本能寺で織田信長討死。それは明智光秀が毛利家に宛てたものだった。

窮地を覚った秀吉は毛利と巧に和睦。

中国大返しと呼ばれる急行軍を成し遂げ、仇敵・光秀との決戦に臨む------。

 

平成24年6月15日 初版発行

PS:残念ながら著者は、2018年5月に逝去されています。

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司馬遼太郎: 翔ぶが如く (十)

20191226081657

薩軍は各地を転戦の末、鹿児島へ帰った。城山に籠る薩兵は三百余人。

包囲する七万の政府軍は九月二十四日早朝、総攻撃を開始する。

西郷隆盛に続き、桐野利秋、村田新八、別府晋介ら薩軍幹部はそれぞれの生を閉じた。

反乱士族を鎮圧した大久保利通もまた翌年、凶刃に斃れ、激動の時代は終熄したのだった。

 

2002年6月10日 新装版第1刷
2017年9月30日 第14刷

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逢坂剛: 闇の平蔵

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ひどい嵐の夜、深川扇橋町の酒問屋に押し込み強盗が入った。

六人を殺害した極悪非道のこの男、長谷川平蔵ら火付盗賊改方や町奉行所役人の暗殺計画を企てているという。

男のもとにひそかに集まったのは、役人に恨みを持つ悪党たち。

その噂を聞きつけた平蔵たちも男の正体を探ろうと動き出したのだが------。

 

2019年10月10日 第1刷

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司馬遼太郎: 翔ぶが如く(九)

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熊本をめざして進軍する政府軍を薩軍は田原坂で迎えた。

ここで十数日間の激しい攻防戦が続くのである。

薩軍は強かった。すさまじい士気に圧倒される政府軍は惨敗を続けた。

しかし陸続と大軍を繰り出す政府軍に対し、篠原国幹以下多数の兵を失った薩軍は、

銃弾の不足にも悩まされる。

薩軍はついに田原坂から後退した------。

 

2002年6月10日 新装版第1刷
2017年9月30日 第14刷

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山本博文: 「忠臣蔵」の決算書

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吉良邸討ち入りに費やされた軍資金は「約七百両」-----

武器購入費から潜伏中の会議費、住居費、飲食費に至るまで、

大石内蔵助は、その使途の詳細を記した会計帳簿を遺していた。

上野介の首を狙う赤穂浪士の行動を金銭面から裏付ける稀有な記録。

それは、浪士たちの揺れる心の動きまでをも、数字によって雄弁に物語っていた。

 

2012年11月20日 発行
2019年6月10日 3刷

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津本 陽: 小説 渋沢栄一(下)

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「コンペニー」「コルポレーション」「バンク」を創り、

新たな国家システムを構築した〝富国共栄〟の設計者・渋沢栄一。

「経済の平和に基を置かねばならぬ」ことを信じた男の発想力、行動力の源泉とは何だったのか?

現代社会にも通じる混乱と閉塞を駆逐し、改革和断行した不世出の経済人の生涯を描き切る。

 

平成19年2月10日 初版発行
平成31年4月25日 4版発行

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佐藤雅美: 御奉行の頭の火照り 物書同心居眠り紋蔵

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剣術道場を開く、江戸のお騒がせ男め蟋蟀小三郎が、

南町奉行所の同心・藤木紋蔵を訪ねてきた。

借用証文わ偽造した嫌疑で牢に繋がれている弟子の父親を助けてほしいという。

紋蔵は、小三郎に知恵を授けるが、おかげで公事裁定を下した奉行の面目は丸潰れ。

奉行は烈火の如く怒り、紋蔵は失職の窮地に陥る。

 

2019年9月13日 第1刷発行

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津本 陽: 小説 渋沢栄一(上)

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武蔵国の豪農の長男に生まれ、幼少期から類い稀な詳細を発揮する栄一。

幕末動乱期に尊皇攘夷に目覚めた彼は、倒幕運動に関わるも一橋慶喜に見出され幕臣となり、

維新後は大蔵官僚として度量衡や国立銀行条例の制定など、

日本経済の礎となる数多の政策に携わった。

〝近代日本資本主義の父〟と呼ばれる傑物の、激動のじんせいわ活写する。

 

平成19年2月10日 初版発行
令和元年5月20日 5版発行

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佐藤雅美: 美女二万両強奪のからくり【縮尻鏡三郎】

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捕縛したものを取り調べる仮牢兼調所「大番屋」の元締めを勤める鏡三郎が

今回遭遇する事件は、町会所の押し込み強盗。

町会所とは幕府が貧困や災害時の救恤のため民間に設けさせた機関で、

そこから二万両が奪われたという。鏡三郎らは犯人の行方を追うが、

事件は幕閣が震撼するスキャンダルへと意外な展開を見せて--------。

 

2019年9月10日 第1刷

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司馬遼太郎: 翔ぶが如く(七)

20190824081224

熊本、萩における士族の蜂起をただちに鎮圧した政府は、鹿児島への警戒を怠らなかった。

殊に大警視川路利良の鹿児島私学校に対する牽制はすさまじい。

川路に命を受けた密偵が西郷の暗殺を図っている-------風聞が私学校に伝わった。

明治十年二月六日、私学校本局では対政府挙兵の決議がなされた。

大久保利通の衝撃は大きかった--------。

 

2002年5月10日 新装版第1刷
2017年9月30日 第16刷

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