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司馬遼太郎: 翔ぶが如く(七)

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熊本、萩における士族の蜂起をただちに鎮圧した政府は、鹿児島への警戒を怠らなかった。

殊に大警視川路利良の鹿児島私学校に対する牽制はすさまじい。

川路に命を受けた密偵が西郷の暗殺を図っている-------風聞が私学校に伝わった。

明治十年二月六日、私学校本局では対政府挙兵の決議がなされた。

大久保利通の衝撃は大きかった--------。

 

2002年5月10日 新装版第1刷
2017年9月30日 第16刷

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司馬遼太郎: 翔ぶが如く(六)

20190720082154

台湾撤兵以後、全国的に慢性化している士族の反乱気分を、政府は抑えかねていた。

鹿児島の私学校の潰滅を狙う政府は、その戦略として前原一誠を頭目とする長州人集団を潰そうとする。

川路利良が放つ密偵は萩において前原を牽制した。

しかし、士族の蜂起は熊本の方が早かった。

明治九年、神風連ノ乱である。

 

2002年4月10日 新装版第1刷
2017年9月30日 第16刷

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司馬遼太郎: 翔ぶが如く(五)

20190703081602

征台の機運が高まる明治七年、大久保利通は政府内の反対を押し切り清国へ渡る。

実験を握る李鴻章を故意に無視して北京へ入った大久保は、

五十日に及ぶ滞在の末、ついに平和的解決の糸口をつかむ。

一方西郷従道率いる三千人の征台部隊は清との戦闘開始を待ち望んでいた。

大久保の処置は兵士達の失望と不満を生む。

 

2002年4月10日 新装版第1刷
2017年9月30日 第17刷

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司馬遼太郎: 翔ぶが如く(四)

20190625082308

西郷に続いて官を辞した、もとの司法卿・江藤新平が、

明治七年、突如佐賀で叛旗をひるがえした。

この乱に素早く対処した大久保は首謀者の江藤を梟首に処すという実に苛酷な措置で決着をつける。

これは、政府に背を向けて、隠然たる勢力を養い、独立国の様相を呈し始めている薩摩への、

警告、あるいは挑戦であったであろうか。

 

2002年3月10日 新装版第1刷
2012年11月5日 第14刷

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司馬遼太郎 : 翔ぶが如く(三)

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西郷と大久保の議論は、感情に馳せてややもすれば道理の外に出て、

一座、呆然として嘴を容れるに由なき光景であった------。

明治六年十月の廟議は、征韓論をめぐって激しく火花を散らした。

そして----西郷は敗れた。

故国へ帰る彼を慕い、薩摩系の士官達は陸続として東京を去ってゆく-----内戦への不安は、現実となった。

 

2002年3月10日 新装版第1刷
2017年9月30日 第19刷

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司馬遼太郎: 新撰組血風録

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勤皇か佐幕か、血なまぐさい抗争に明け暮れる維新前夜の京都に、

その治安維持を任務として組織された剣客集団、新撰組。

名刀の真贋を軸に近藤勇の不敗神話わ描く「虎鉄」、

赤穂浪士討ち入り以来の屈折した心情に迫る「池田屋異聞」、

悲恋に涙する剣士の素顔綴る「沖田総司の恋」など、

「誠」の旗印に参集した男たちの内面を通して、

歴史小説の第一人者がその実像を浮き彫りにする。

 

平成15年11月25日 初版発行
平成30年10月30日 33版発行

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司馬遼太郎: 竜馬がゆく(八)

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慶応三年十月十三日、京は二条城の大広間で、

十五代将軍徳川慶喜は大政を奉還すると表明した。

ここに幕府の三百年近い政権は幕を閉じた。

------時勢はこの後、坂を転げるように維新にたどりつく。

しかし竜馬はそれを見とどけることもなく、歴史の扉を未来へ押しあけたまま、流星のように-----。

 

1998年10月10日 新装版第1刷
2017年9月5日 第20刷

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司馬遼太郎: 翔ぶが如く(二)

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西郷隆盛と大久保利通-------ともに薩摩に生をうけ、

維新の立役者となり、そして今や新政府の領袖である二人は、

年来の友誼を捨て、征韓論をめぐり、鋭く対立した。

西郷=征韓論派、大久保=反征韓論派の激突は、政府を崩壊させ、

日本中を大混乱におとしいれた。事態の収拾を誤ることがあれば、

この国は一気に滅ぶであろう-------。

 

2002年2月10日 新装版第1刷
2017年9月30日 第17刷

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佐藤雅美: 侍の本分

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主君のことを思えばこそ、主君におもねってはならない-------頑固一徹、

家康に対しても己の言を曲げなかった徳川家の譜代、大久保彦左衛門。

その強情な性分から、元和偃武を迎えたときの禄はわずか千石だった。

そんな彦左衛門が子孫に向けて書き遺した『三河物語』には、

徳川家と、それに仕えた大久保一族の歴史が描かれている。

彦左衛門が語る侍の本分とは?

 

31年4月25日 初版発行

 

PS: 氏の作品はほとんど読んでいますが、今回の作品は?

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司馬遼太郎: 竜馬がゆく(七)

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同盟した薩摩と長州は着々と倒幕の態勢を整えてゆく。

が、竜馬はこの薩長に土佐等を加えた軍事力を背景に、思い切った奇手を案出した。

大政奉還------幕府のもつ政権をおだやかに朝廷に返させようというものである。

これによって内乱を避け、外国に侵食する暇を与えず、

京で一挙に新政府を樹立する------無血革命方式であった。

 

1998年10月10日 新装版第1刷
2018年5月5日 第29刷

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