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ブックレビューの最近のブログ記事

井上 靖: 後白河院

20170522081746

朝廷・公卿・武門が入り乱れる覇権争いが苛烈を極めた、激動の平安末期。

千変万化の政治において、常に老獪に立ち回ったのが、

源頼朝に「日本国第一の大天狗」と評された後白河院であった。

保元・平治の乱、鹿ケ谷事件、平家の滅亡-----。

その時院は、何を思いどう行動したのか。

側近たちの証言によって不気味に浮かび上がる、謎多き後白河院の肖像。

 

昭和50年9月30日 発行
平成24年6月10日 35刷

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火坂雅志: 左近(上)

20170525084028

我、昇竜たらん------。大和国を治める筒井家で、その剛直さと胆力を認められた島左近清興は、

若くして侍大将に取り立てられる。

そんな中、梟雄・松永弾正久秀が大和に攻め入ってきた。

次々に城を落とされ窮地に陥る筒井家にあって、

左近は、松永勢を相手に獅子奮迅の働きをするが-----。

 

2017年5月22日 第1版第1刷

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菊池 寛: 藤十郎の恋・恩讐の彼方に

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元禄期の名優坂田藤十郎の偽りの恋を描いた『藤十郎の恋』、

耶馬渓にまつわる伝説を素材に、仇討ちをその非人間性のゆえに否定した『恩讐の彼方に』、

ほか『忠直卿行状記』『入れ札』『俊寛』など、初期の作品中、歴史物の佳作10編を収める。

 

昭和45年3月25日 発行
平成26年1月30日 57刷

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澤田瞳子: 若冲

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京は錦高倉市場の青物問屋桝源の主・源左衛門は、

妻を亡くしてからひたすら絵に打ち込み、やがて独自の境地を極めた。

若冲を姉の仇と憎み、贋作を描き続ける義弟・弁蔵との確執や、

池大雅、与謝蕪村、円山応挙、谷文晁らとの交流、若冲の画業の秘密に迫る。

 

2017年4月10日 第1刷

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佐藤雅美: わけあり師匠事の顚末 物書同心居眠り紋蔵

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手習塾市川堂の男座の師匠を務める、青野又五郎を目の当たりにした

安芸広島浅野家の奥女中の奥林千賀子は、「わたしを騙したんですね」と言い放つ。

この男女を放っておけない南町奉行所の同心、藤木紋蔵が持ち込まれる厄介事をさばきながらたどりついた二人の事の顚末は?

 

2017年5月15日 第1刷発行

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鳴海 風: 和算の侍

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天才算術家関孝和に師事し、葛藤する中で円理を究めた高弟建部賢弘。

その苦闘の生涯を描く「円周率を計算した男」ほか、独学にして大酒飲みの奇才久留島義太、

算学者であり大名だった有馬頼徸、百姓出身で孤高の算術家山口和など、

江戸の天才数学者たちを主人公に、数奇な人生模様を情感溢れる筆致で描く、和算時代小説の傑作。

 

平成28年10月1日 発行

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津本 陽: 幕末御用盗

 

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京都朝廷から薩摩藩へ倒幕の密勅が下った慶応三年秋。

倒幕戦の端緒をつかもうと西郷吉之助は、江戸に騒擾を起こすべく、

浪士を集め御用盗なる組織をつくり、幕府御用達の豪商を襲わせた。

その中の一人に薩摩示現流の使い手・大迫新太郎がいた------。

 

2006年11月15日 第1刷発行

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池波正太郎: 忍者群像

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「光秀が生きていたぞよ」。山崎の合戦で明智光秀の首を取り、甲賀から離れた小五郎に

、かつて命を救った仲間の助七がささやく。

驚愕と執念に翻弄される小五郎。だがその背後には幾重の陰謀があった-------。

戦国から江戸へ、世情とともに移り変わる忍者たちの葛藤と悲哀を、乾いた筆致で描き出す七編の短編。

 

2009年11月9日 新装版第1刷

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磯田道史: 殿様の通信簿

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史料「土芥寇讎記」-----それは、元禄時代に大名の行状を秘かに探索した報告書だったのか。

名君の誉れ高い水戸の黄門様は、じつは悪所通いをしていたと記され、

あの赤穂事件の浅野内匠頭は、女色に耽るひきこもりで

、事件前から家を滅ぼすと予言されていた。

 

平成20年10月1日 発行
平成23年6月25日 2刷

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山本兼一: 夢をまことに(上)

20170311083651近江国友村の鉄砲鍛冶である一貫斎は村の訴訟に巻き込まれ江戸に出ることになった。

太平の世に鉄炮の注文は減り、村は景気が悪く寂れた状況にあった。

江戸に出た一貫斎は持ち前の好奇心で交友を広げ、オランダ渡りの新式鉄炮の修繕を依頼される。

見事に鉄炮を修繕した一貫斎は独自の工夫によって改良型まで作ってしまう。

 

2017年2月10日 第1刷

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