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ブックレビューの最近のブログ記事

藤沢周平: 日暮れ竹河岸

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江戸の十二ヶ月を鮮やかに切りとった十二の掌編と広重の「名所江戸百景」を舞台とした七つの短篇。

それぞれに作者秘愛の浮世絵から発想を得てねつむぎだされた短篇名品集である。

市井のひとびとのね陰翳ゆたかな人生絵図を掌の小品に仕上た極上品、

全十九篇を収録。

 

2009年9月10日 第1刷

2017年3月1日 第24刷

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司馬遼太郎: 言い触らし団右衛門

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おのれの武芸才能を主君に認めてもらうにはPRが一番と、

ひたすら売名に専心した塙団右衛門の珍妙な物語をはじめ、

戦国末から江戸にかけて活躍した豪傑後藤又兵衛、岩見重太郎ら、

乱世を懸命に生きる男たちの豪快な生と死。

 

1974年1月10日 初版発行
2016年8月30日 改版13刷発行

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山本七平・岸田 秀: 日本人と「日本病」について

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日本はなぜみじめな敗戦を喫したのか。

責任を取らない日本の体質は何に起因するのか。

歴史学者と精神分析者、二人の権威が日本人の病理を徹底分析。

今なお古びないカルテを示す。

 

2015年2月20日 第1刷発行

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司馬遼太郎: 花咲ける上方武士道

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武家もそろそろしまいだな-----幕末、

京の公家達は武家の実体を知ることが急務になった。

朝廷の秘命を帯びて江戸下向する公家密偵使、高野則近。

従うは大坂侍百済ノ門兵衛、伊賀忍者名張ノ青不動。

 

1999年1月18日
初版発行2015年6月25日 12刷発行

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司馬遼太郎: 歳月(上)

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備前佐賀藩の小史の家に生まれた江藤新平。

子供の頃から一種の狂気を持った人物だった。

慶応三年、大政奉還を知るや「乱世こそ自分の待ちのぞんでいたときである」と、

藩の国政への参画と自分の栄達をかけて、藩の外交を担い、京へのぼった。

卓抜な論理と事務能力で頭角を現していった。

が--------。

 

2005年2月15日 第1刷発行
2017年11月1日 第21刷発行

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安部龍太郎: 維新の肖像

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明治維新そのものが持つ思想と制度の欠陥に根本原因があるのではないか-----

1932年イェール大学で歴史学を研究する朝河貫一は、

日露戦争後から軍国主義に傾倒していく日本を憂えていた。

そのときね亡夫から託された柳行李を思い出す。

中に入っていたのは、二本松藩士として戊辰戦争を戦った父が残した手記だった。

貫一はそれをもとに、破滅への転げ落ちていく日本の病根を見出そうとする。

 

平成29年12月25日 初版発行

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佐々木譲: 武揚伝(下)

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押し寄せる西軍の前に奥羽越列藩同盟の雄・仙台藩が降伏、会津は陥落した。

榎本武揚は徳川家艦隊を引き連れ蝦夷が島に向かい函館を攻略。

英仏米露普を相手に自治州を宣言し、蝦夷共和国を樹立する。

だが、後天により開陽丸を喪い、西軍が海峡を突破!五稜郭に拠り奮戦するも、

土方歳三は倒れ、武揚は-------。

 

2017年11月25日 初版発行

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千野隆司: おれは一万石

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一俵でも禄高が減れば旗本に格下げになる、ぎりぎりの一万石の大名、

下総高岡藩井上家に婿入りすることになった竹腰正紀はまだ十七歳の若者だ。

正紀は、高岡藩江戸上屋敷を訪れたおり、堤普請を嘆願する百姓と出会い、

二千本の杭を調達する約束を結んでしまう。

まだ婿入り前にもかかわらず、高岡藩のために奔走する日々が始まった。

 

2017年9月17日 第1刷発行

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磯田道史: 歴史の愉しみ方

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忍者の子孫を訪ね歩き、東海道新幹線の車窓から関ヶ原合戦を追体験する方法を編み出し、

龍馬暗殺の黒幕を探る------。

著者は全国をめぐって埋もれた古文書を次々発掘。

そこから「本物の歴史像」を描き出し、その魅力を伝えてくれる。

同時に、歴史は厳しいものでもある。

地震史研究にも取り組む著者は、公家の日記などから、現代社会への警鐘を鳴らす。

 

2012年10月25日初版
2018年2月25日14版

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谷口克広: 信長と消えた家臣たち

20180424081451

信長は天下統一の過程で多くの配下の者を粛清した。

反逆が疑われる者は無論のこと、抜擢に応えられなかった者も容赦なく切り捨てた。

なぜ信長は周囲の理解を超えた過酷な処分を行ったのか。

一方、趨勢が明らかにもかかわらず、結果的に少なくない数の武将が叛旗を翻したのはなぜなのか。

着々と進む天下統一の裏で続いていた信長と家臣、そして恭順した大名たちとの駆け引き。

その生々しい局面から、信長の戦略と素顔に迫る。

2007年7月25日 初版

2016年5月30日7版

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