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ブックレビューの最近のブログ記事

司馬遼太郎: 胡蝶の夢(一)

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黒船来航で沸き立つ幕末。それまでの漢方医学一辺倒から、

にわかに蘭学がもとめられるようになった時代背景に、

江戸幕府という巨大組織の中で浮上していった奥御医師の蘭学者、松本良順。

悪魔のような記憶力とひきかえに、生まれついてのはみ出し者として短い一生を閉じるほかなかった彼の弟子、

島倉伊之助。

変革の時代に、蘭学という鋭いメスで身分社会の掟を覆していった男達。

昭和58年11月25日 発行
平成30年6月10日 57刷

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伊東 潤: 黎明に起つ

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応仁・文明の乱で荒廃した都。

備中の荏原庄で育った伊勢新九郎は、

兄を討つことを強いた守旧勢力の権力闘争を憎んだ。

下向した駿河で、東国を新天地とすることに定め、

茶々丸、三浦道寸ら好敵手との対決が、新九郎とその一族を押し上げていく。

 

2017年3月15日 第1刷発行

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火坂雅志: 天下 家康(上)

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幼いころに父を失い、織田、今川両家の人質となり、労苦を重ねる家康。

桶狭間の戦いで、今川から自由となったが、織田と同盟を結んだことにより戦いはまだまだ続く。

越前朝倉攻め、姉川の戦い、三方ケ原の戦い、長篠の戦、甲州討ち入り、上田合戦。

この時代に生きる事とは戦う事であった。戦無き世を夢見て、家康は戦い続ける。

 

2018年1月10日 第1刷
2018年1月30日 第2刷

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司馬遼太郎: 義経(下)

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義経は華やかに歴史に登場する。

木曽義仲を京から駆逐し、続いて平家を相手に転戦し、一ノ谷で、屋島で、壇ノ浦で壊滅させる------

その得意の絶頂期に、既に破滅が忍びよっていた。

彼は軍事的には天才であったが、あわれなほど政治感覚がないため、

鎌倉幕府の運営に苦慮する頼朝にとって毒物以外のなにものでもなくなっていた。

 

2004年2月10日 新装版第1刷
2017年4月5日 第19刷

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門井慶喜: 新撰組颯爽録

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池田屋に踏み込むも、なぜか敵を斬ろうとしない新撰組隊長・近藤勇。

その胸中にあった切実な願望とは-----。

新撰組について語られる史実の隙間を覗けば、隊士らの心理や葛藤がにじみ出る。

近藤・土方らの意外な一面や、馬術師範・安富才助、密偵・村山謙吉、文吏・尾形俊太郎らにも光を当てる。

 

2018.4月20日 初版1刷発行

PS:最近、同志社大学文学部出身者の作家が多くなったように感じるのは、私だけでしょうか?

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司馬遼太郎: 義経(上)

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みなもとのよしつね----その名はつねに悲劇的な響きで語られる。

源氏の棟梁の子に生まれながら、鞍馬山に預けられ、

その後、関東奥羽を転々とした暗い少年時代-------

幾多の輝かしい武功をたてね突如英雄の座に駆け昇りはしたものの

兄の頼朝逐われて非業の最期を迎えてしまう。

 

2004年2月10日 新装版第1刷
2018年1月5日 第22刷

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今 東光: 毒舌日本史

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「古事記」は性書の古典である!織田信長はくるっていた!

豊臣秀吉は大泥棒だった!

など、史上の英雄怪傑を俎上にのせ、古今東西の深い学識と大胆にして融通ケ無礙の発想で

日本歴史の表裏を語る。

 

1996年8月10日 第1刷
2017年5月25日 第12刷

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司馬遼太郎: 一夜官女

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こにおさめた六つの短編は、いずれも気楽に書いたよみものばかりである。

私のつきあっている歴史の精霊たちのなかでも、いちばん気サクな連中に出てもらった。

「あとがきより」

 

1984年1月10日 初版発行
2018年4月10日 改版15刷発行

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井上 靖: 額田女王

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大化改新後の激動する時代、万葉随一の才媛で

〝紫草のにほへる妹〟とうたわれた額田女王をめぐる大ロマン。

朝鮮半島への出兵、蝦夷征伐、壬申の乱-----と古代国家形成のエネルギーがくろぐろと渦巻く中で

、天智・天武両天皇から愛され、恋と動乱の渦中に生きた美しい宮廷歌人の劇的で華やかな生涯を、

著者独自の史眼で綴り、古代人の心を探った詩情やたかな歴史小説。

 

昭和47年10月30日 発行
昭和55年4月5日 21刷

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池永 陽: 北の麦酒ザムライ

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薩摩島津家一門に生まれた村橋久成。

幼き日、西郷隆盛が人は愛するものと言った事を胸に刻む。

長じて藩の英国留学生となり陸軍学を修得して帰り、戊辰戦争に参戦。

勝者として北海道開拓使官吏となった久成は、

倫敦で飲んだ旨い麦酒を日本で造ろうと奔走するが-----。

 

2018年3月25日 第1刷

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