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ブックレビュー: 2020年5月アーカイブ

佐藤雅美: 江戸繁昌記

20200427081110在野の儒者・寺門静軒は、仕える先も見つからず悶々と困窮の日々を過ごしていた。自分のせいなのか、世間のせいなのか。苦悩する静軒は、漢文戯作で諧謔味たっぷりに江戸の町を活写し出板することを思いつく。思いのたけをぶつけた『江戸繁昌記』はす当時のベストセラーとなるのだが---------。

2007年4月13日 第1刷発行

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津本 陽: 乱世、夢の如し(上)

20200507090135公方御庭者久四郎、後の松永久秀は、混沌とした器内の情勢を窺っていたが、阿波に勢力を張る三好長慶の懐に飛び込み、次第に寵を得ていく------。

1997年3月15日 第1刷発行

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佐藤雅美: 将軍たちの金庫番

20200420081327徳川幕府の財産は、五代綱吉の時代にはほぼ枯渇。悩める老中らは、金集めのため世界でも稀な奇策を放つ。だが幕末、その奇策が原因で、江戸の経済にとんでもない大混乱が起きてしまう。諸藩・幕臣の慢性的な困窮、田沼・松平ら老中たちの功罪、総領事ハリスの悪知恵--------。金の流れを追えば、幕府崩壊の意外な一因が見えてくる。

平成20年10月1日 発行

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