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司馬遼太郎: 竜馬がゆく(五)

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池田屋ノ変、蛤御門ノ変と血なまぐさい事件が続き、時勢は急速に緊迫する。

しかし幕府の屋台骨はゆるんだようには見えない。

まだ時期が早すぎるのだ--------次々に死んでゆく同志を想い、竜馬は暗涙にむせんだ。

竜馬も窮迫した。

心血を注いだ神戸海軍塾が幕府の手で解散させられてしまい、かれの壮大な計画も無に帰してしまった。

 

1998年10月10日 新装版第1刷
2018念3月25日 第28刷

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