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ブックレビュー: 2015年11月アーカイブ

半藤一利: 日本のいちばん長い日 決定版

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昭和二十年八月六日、広島に原爆投下、そして、ソ連軍の満州侵略と、

最早日本の命運は尽きた・・・・・・・。

しかるに日本政府は、徹底抗戦を叫ぶ陸軍に引きづられ、

先に出されたポツダム宣言に対し判断を決められない。

八月十五日をめぐる二十四時間を、綿密な取材と証言を基に再現する、

史上最も長い一日を活写したノンフィクション。

 

2006年7月10日 第1刷
2015年6月1日 第23刷

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山本兼一: 白鷹伝

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浅井家鷹匠小林家次は、小谷城落城の朝、狼を捕獲する白鷹を目撃する。

その白鷹こそ伝説の「からくつわ」だった。捕虜となった家次に、敵将信長は「白鷹を捕らえてみせよ」と命じた。

ここに、織田家鷹匠としての人生が幕を開けた・・・・・。

白鷹との誇りをかけた対峙。国使を自称する韃靼人の鷹使いとの交誼。

信長、秀吉、家康と仕えた天下一の鷹匠の生涯を描く。

 

平成19年4月20日 初版第1刷発行
平成26年3月10日 第4刷発行

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冲方丁: 光圀伝(上)

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「なぜあの男を自らの手で殺めることになったのか」老齢の光圀は、

水戸・西山荘の書斎でその経緯と己の生涯を綴り始める。

父・頼房の過酷な“試練”と対峙し、優れた兄・頼重を差し置いて世継ぎに選ばれたことに悩む幼少期。

血気盛んな“傾奇者”として暴れる中で、宮本武蔵と邂逅する青年期。

やがて文事の魅力に獲り憑かれた光圀は、学を競う朋友を得て、詩の天下を目指す-----。

 

 

平成27年6月25日 初版発行

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