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司馬遼太郎-功名が辻(一)(二)(三)(四)

img-218084518.jpg 天下にむかってはなばなしく起ち上った織田信長の家中に、ぼろぼろ伊右衛門とよばれる、うだつの上がらない武士がいた。その彼に、賢くて美しい嫁がくるという・・・・・・・伊右衛門は妻千代の励ましを受けて、功名をめざして駈けてゆく。戦国時代、夫婦が手をとりあってついには土佐一国の大名の地位をえた山内一豊の痛快物語。全四冊

1976年3月25日 第1刷
2001年6月15日 第53刷



司馬遼太郎-功名が辻2
木下藤吉郎(豊臣秀吉)の手について伊右衛門の出世は、遅々としてならない。そして日の出の勢いだった織田家に転機がきた。信長が本能寺で斃されたのである。跡目をねらう諸将の中で、いち早くとび出したのは秀吉であった。伊右衛門にも運がむいてきた。四十歳を目の前にして、彼はやっと大名になった、わずか二万石の・・・・・・・・。

 1976年3月25日 第  1刷
2001年9月15日 第51刷

 

 

 

  

 

司馬遼太郎-功名が辻3


絢爛たる栄華を誇った豊臣秀吉の天下がかたむきはじめた。彼に老耄の翳がさし、跡継ぎの秀頼はなお幼年の域を出ない。諸大名を掌握し、じりじりと擡頭してくる徳川家康に対して、秀吉は防戦にまわった。かれが死をむかえれば大波瀾はまぬがれぬであろう・・・・・・。伊右衛門・千代の夫婦は二人して将来への道を捜し求める。

  1976年4月25日 第 1 刷
2001年7月25日 第49刷

 

 

 

 

 


 

功名が辻
関が原決戦------徳川方についた伊右衛門は、この華々しい戦でも前線へ投入されたわけではない。勝ち負けさえわからぬほど遠くにあって銃声と馬蹄の轟きを聞いていた。しかし、戦後の行賞ではなんと土佐二十四万石が・・・・・・。そこには長曾我部の旧臣たちの烈しい抵抗が燃えさかっていた。戦国痛快物語完結篇。

1976年  4月25日 第 1刷
2000年10月25日 第47刷

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