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戸川猪佐武-小説吉田学校第七部

img-716081523.jpg 昭和54年10月、衆院選自民党惨敗。グラマン・鉄建公団不正事件などで停滞する審議。大平は、東京サミットの成功をバネに、解散を強行した。官僚的発想の増税案と驕りに、審判の目は厳しかった。
 248---前回の敗北をも下まわった議席。鈍牛のしたたかさで居すわる大平に、非主流各派の退陣要求は重くのしかかった。異例ともいえる国会の四十日間の空白は、派利派略の汚水のなかで展開された。

昭和56年6月10日 初版発行

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