Home> ブックレビュー > 加藤 廣: 秀吉の枷(上)(中)(下)

加藤 廣: 秀吉の枷(上)(中)(下)

img-630083122.jpg「殿は、いつまでもあの『覇王』の手先であってはなりませぬ」。死を目前にした軍師・竹中半兵衛は、病床で秀吉に四つの忠言と秘策を授けた。天正七年(1579)六月、蜂須賀小六、前野小右衛門ら播州から駆けつけた異能軍団《山の民》を伴い、秀吉は密かに天下取りに動く。

2009年6月10日 第1刷

img-716165830.jpg

「例の本能寺に通じる抜け穴を、本能寺の古井戸から至近距離で封鎖するのだ」。光秀の謀反を察知した秀吉は、前野将右衛門に命じた。その光秀を天王山に破り、秀吉は後継者争いのトップに躍り出る。やがて信長の遺児や嫡流を葬り去ると、信長の姪、茶々に触手を伸ばす。独裁者となった秀吉の心に広がる、消えることのない闇とは。

2009年6月10日 第1刷

 

 

 

 

 

 

 

img-118151318.jpgわしは天子様から、跡継ぎのお子を頂戴する」。九州を制圧し、仇敵・家康を関八州に追いやり、さらに明遠征にまで乗り出す秀吉。豊臣家安泰のために、子作りと朝廷工作に励む秀吉を、絶望の底に陥れた《淀君の陰謀》とは一体何なのか。壮絶な後半生をあますことなく描いた、加藤版・秀吉一代記遂に完結。

2009年6月10日 第1刷

Index of all entries

Home> ブックレビュー > 加藤 廣: 秀吉の枷(上)(中)(下)

カテゴリ
アーカイブ
購読
Powerd By

Return to page top