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佐藤雅美: 縮尻鏡三郎(上)(下)

img-306102852.jpg拝郷鏡三郎は、もと勘定方で将来を嘱望されていた役人だったが、いささかの仔細があって、クビとなる。“しくじり鏡三郎”と呼ばれることもあるが、今ではかつての上司の尽力のかいあって八丁堀近くの大番屋の元締として再就職を果たす。仮牢兼調所でもある大番屋では、町方から武士まで、あらゆる相談事がいつも持ち込まれる。

2002年6月10日 第1刷
2008年7月15日 第10刷

img-320101534.jpg大番屋元締の拝郷鏡三郎の許には、町方の怪事件から老中の心配事まで相談事が持ち込まれる。鮮やかに解決する鏡三郎の評判はあがり、遂には将軍から、ある難問を持ち込まれた------最近、長崎での交易が不振となり、赤字が続くようになっている。どうやら、陰に薩摩藩の存在があるらしい。長崎へ向う鏡三郎を待ち受けるものは・・・・・・・・。

2002年6月10日 第1刷
2008年3月15日 第9刷

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