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積丹岳-伊佐内川コース

積丹岳(1255m)
 2004.711
 入渓 6:00~源頭 12:50~積丹岳 13:30
 前夜、積丹岳休憩所に泊る。前年2回計画したが、雨で中止になっている。3時に起きるが、今回も雨が降っていて、小屋で待機する。5時に雨が止んだので、伊佐内川に行くと増水していない。入渓することに決定。入渓するが、樹木が茂って暗い感じの沢で、先が思いやられる。又、積丹の沢は、滑りやすいと聞いていたが、この沢も滑りやすい。

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入渓P9118486.JPG


 しばらく単調な沢歩きが続く。結構、風倒木が多く、沢を歩きにきたのか木を跨ぎにきたのか、よく分からない。いいかげん嫌気がさしたころ、美しいF1が現われる。

F1-P9118488.JPG
F1

 左岸の泥壁を高巻くが、泥で滑って少しいやらしい。420m二股は左の滝がルートである。 再び単調な沢を渓行していると、大きくS字状にカーブし、カーブの終点が550mの二股である。

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  ここは右股に入る。右股に入ると沢が少し開けてくる。

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  小規模な滑の後に、幅広の順層の滝が現われる。この滝は何処でも自由に快適に登ることができる。

幅広の滝P9118505.JPG
幅広の滝

 

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ホールドは乾いている。

 ここから沢の核心で、小滝や滑滝が連続して出てくる。700m付近の4段の滝が最大の核心。少し切り立っているので、ザイルを出すことにした。慎重の上に慎重に、何も無理することはない。

4連の滝-1-P9118510.JPG
4段の滝、第1段目

4連の滝-3-P9118513.JPG

 これを越えると、直登可能な滝が続き、一気に高度をかせぐ。あとは水量の多い方を詰めていくと、源頭の美しい草原に出る。今回は少し雪渓が残っていた。

P9118514.JPG

積丹方面P9118515.JPG

源頭の草原からは、藪漕ぎである。それほど厳しい藪ではなかったが、夏道に出るのに40分かかった。夏道に出るとすぐ頂上である。頂上はガスがかかっていたが、暖かったので甲羅干しをして夏道を下山する。

 

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