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池波正太郎: 真田太平記(四)甲賀問答

img-420170955.jpg天下統一をなしとげた豊臣秀吉は、これまでとは人柄も変わったようになり、無謀な朝鮮出兵を号令。そこに豊臣政権のほころび目を見てとった甲賀忍びの頭領・山中俊房は、秀吉の御伽衆である又従弟の山中長俊に早くも手を回し徳川方への加担を説く。ここに甲賀忍びと真田の草の者との凄絶な戦いが開始され、壺谷又五郎や女忍者お江の常人には推しはかれない活躍が繰り広げられる。

昭和62年10月25日 発行
平成19年12月20日 50刷

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