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平谷美樹: 鉄の王

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時は宝暦四(1754)年、屑鉄買いの鉄鐸重兵衛は下野国の小藩の鉄山奉行だった。

藩が改易になり、仲間と江戸に出てきたのだ。

その日、飴を目当てに古釘を持ってくるなじみの留松という子が、差し出したのは一振りの小柄だった。

青く銀色に光っている。重兵衛は興奮した。

希少な流星鉄(隕鉄)を使った鋼で作られている。

しかし、その夜、留松一家は惨殺され、重兵衛たちは事件の渦中へ------。

 

2017年4月15日 初版

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