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浅田次郎: 長く高い壁

202103190806411938年秋。従軍作家として北京に派遣されていた小柳逸馬は、突然の要請で前線へ向かう。

検閲班長・川津中尉と赴いた先は、万里の長城・張飛嶺。

そこでは分隊10名が全員死亡、戦死ではないらしいという不可解な事件が起きていた。

千人の大隊に見捨てられ、たった30人残された「ろくでなし」の小隊に何が起きたのか。

令和3年2月25日 初版発行

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