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松本清張: 乱灯 江戸影絵(上)

20240205082330享保七年、目安箱に投じられた一通の上書がすべての発端だった。将軍徳川吉宗から命を受けた南町奉行大岡忠相は、配下弥作らを差出人捜査にあたらせていた。その最中、芝の寺の尼僧が殺され、背後に旗本大久保家の存在が浮上する。吉宗も自ら密使として庭番青木文十郎を越前に向かわせたが、事件の核心に近づいたとき、刺客もまた背後に迫っていた!

平成20年8月25日 初版発行
令和4年9月25日 4版発行

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