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ブックレビュー: 2009年1月アーカイブ
藤沢周平:麦屋町昼下がり
- 2009年1月28日 08:45
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不伝流の俊才剣士・片桐敬助は、藩中随一とうたわれる剣の遣い手・弓削新次郎と、奇しき宿命の糸に結ばれて対峙する。男の戦いの一部始終を緊密な構成、乾いた抒情で鮮烈に描き出す表題秀作の他、円熟期をむかえたこの作家の名品を三篇。時代小説の芳醇・多彩な味わいはこれに尽きる、と評された話題の本!
    1992年3月10日 第1刷
    2007年1月15日 第26刷
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司馬遼太郎: 戦雲の夢
- 2009年1月19日 08:38
 - ブックレビュー
 
    
土佐二十二万石の大領を率いる長曾我部盛親は、関ケ原の戦いに敗れ、一介の浪人の身に落ちた。恥多い謫居の中で、戦陣への野望を秘かに育くみ、再起を賭けて、遺臣たちと共に大坂夏の陣に立ち上がったが・・・・・・。大きな器量を持ちながら、乱世の動きにとり残された悲運の武将を、鮮やかに描き出した長編小説。
    1984年11月15日 第1刷発行
    2003年12月1日  第55刷発行
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加藤 廣: 信長の棺(上)(下)
- 2009年1月16日 11:31
 - ブックレビュー
 
    
「惟任(光秀)ご謀反」------。安土城で知らせを聞いた太田牛一は、生前の信長の密命に従うべく、5つの木箱とともに西へ向かう。が、佐久間軍に捕らえられ能登の小屋に幽閉されてしまう。10ヶ月後、天下統一を目前控えた秀吉から伝記執筆を条件に開放された牛一は、天満に小さな隠居所を構え、信長暗殺の謎を追うのだった。
    2008年9月10日 第1刷
    2008年10月5日 第3刷
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