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ブックレビュー: 2015年4月アーカイブ

中村彰彦: 真田三代 風雲録

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発祥の地・信濃わ追われ流浪の身となった真田幸隆は、軍師・山本勘介との出会いを機に甲斐の武田信玄に仕える。

たちまち頭角を現した幸隆は「武田二十四将」のひとりに数えられるが、信玄の死後、武田家は崩壊の道へ-------。

幸隆、昌幸、幸村の三代が武勇と知略で信長、秀吉、家康ら覇者に挑む。

2015年2月15日 初版第1刷発行
2015年3月10日 初版第2刷発行

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葉室 麟: 実朝の首

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建保7(1219)年正月、鎌倉・鶴岡八幡宮で将軍実朝が甥の公暁に暗殺された。

背後には北条や三浦の影があったが、公暁も三浦義村に殺されてしまう。混乱の中、少年・弥源太は実朝の首を持ち逃げする。

権威失墜を恐れる幕府では、尼将軍・北条政子が悲痛な深謀を巡らせていた。

京からは後鳥羽上皇の弔問使が下向、混乱は深まる。幕府、朝廷、弥源太たちの三つ巴の駆け引きの行方。

 

平成22年5月25日 初版発行
平成26年11月5日 10版発行

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葉室 麟: 冬姫

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織田信長の二女、冬。その器量の良さ故に、父親に格別に遇され、周囲の女たちの嫉妬に翻弄される。

戦国の世では、男は戦を行い、熾烈に覇権を争い、女は武器を持たずに、心の刃を研ぎすまし、苛烈な〈女のいくさ〉を仕掛けあう。

その渦中にあって、冬は父への敬慕の念と、名将の夫・蒲生氏郷へのひたむきな愛情を胸に、乱世を生き抜いてゆく。

2014年11月25日 第1刷

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