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ブックレビュー: 2008年5月アーカイブ

馬上少年過ぐ-司馬遼太郎

馬上少年過ぐ-司馬遼太郎戦乱の騒乱期に遅れて僻遠の地に生まれたが故に、奥羽の梟雄としての地位にとどまらざるえなかった伊達政宗の生涯を描いた『馬上少年過ぐ』。英国水兵殺害事件にまきこまれた海援隊士の処置をめぐって、あわただしい動きを示す坂本竜馬、幕閣、英国公使らを通して、幕末の時代像の一断面を浮き彫りにした『慶応長崎事件』。ほかに『英雄児』『喧嘩草雲』『重庵の転々』など全7編を収録する。

昭和53年11月27日 発行
平成13年 4月20日 57刷

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平岩弓枝-御宿かわせみ

平岩弓枝-御宿かわせみ江戸の大川端にある小さな旅籠「かわせみ」。そこに投宿する様々な人たちをめぐって起こる事件の数々。その渦の中に巻きこまれながら、宿の若い主人‘るい‘と恋人神林東吾の二人は、互いに愛を確かめ合い、次第に強く結ばれていく・・・・・・江戸の下町情緒あふれる筆致で描かれた人情捕物帳。人気シリーズ「御宿かわせみ」第一弾。

2004年 3月10日 新装版第1刷
2006年 8月15日      第6刷
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藤沢周平-密謀

密謀織田から豊臣へと急旋回し、やがて天下分け目の“関が原”へと向う戦国末期は、いたるところ策略と陥穽が口をあけて待ちかまえていた。謙信以来の精強をを誇る東国の雄・上杉で主君景勝を支えるのは、二十代の若さだか、知謀の将として聞こえる直江兼続。本書は、兼続の慧眼と彼が擁する草(忍びの者)の暗躍を軸に、戦国の世の盛衰を活写した、興味尽きない歴史・時代小説である。

昭和60年 9月25日 発行
平成19年 4月25日 55刷

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