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横溝正史 悪魔が来たりて笛を吹く

横溝正史 悪魔が来たりて笛を吹く悪魔が来たりて笛を吹く

  毒殺事件の容疑者である椿元子爵が失踪して以来、椿家に次々と惨劇が起こる。自殺他殺を交え7人の命が奪われた。子爵が娘に残した遺書「これ以上の屈辱、不名誉にたえられない」とは何を意味するのか?悪魔の吹く嫋々たるフルートの音色を背景に妖異なる雰囲気とサスペンスが最後まで読者を惹きつけて放さない。

昭和48年 2月20日 初版発行
昭和50年 7月30日 10版発行

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