Home> ブックレビュー > 藤沢周平-闇の穴

藤沢周平-闇の穴

img-X25083423.jpgわたしを棄てた男が帰ってきた。大江戸の裏店でそっとともした灯を吹き消すような暗い顔。すさんだ瞳が、からんだ糸をひくように、わたしの心を闇の穴へとひきづりこむ-----。ゆらめく女の心を円熟の筆に捉えた表題作。ほかに、殺人現場を目撃したため、恐怖心から失語症にかかってしまった子供を抱えて働く寡婦の薄幸な生を描く「閉ざされた口」等、時代小説短編の絶品七編を収める。

昭和60年 9月25日 発行
平成16年10月15日 35刷

Index of all entries

Home> ブックレビュー > 藤沢周平-闇の穴

カテゴリ
アーカイブ
購読
Powerd By

Return to page top