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北 杜夫: 遥かな国 遠い国

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 頭は弱いがとびきり素直で力持ちの正太少年が、オンボロ漁船に雇われて、船員たちにからかわれながらも、飯炊き雑役に大奮 闘。あげくに船は沈没、凍える海に放り出され、ソ連に抑留されて・・・・・・北国の空の下、おおらかな恋人たちに眼を見張る。純朴な  少年の眼を通して、遠い魂の故郷への憧憬を物語る表題作ほか、初期の珠玉作『三人の小市民』『埃と燈明』『為助叔父』『友情』を  収録する。

  昭和46年9月20日 発行
  昭和49年8月30日 8刷

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