今日の小工事(階段編)。

軟弱地盤のエリアでは、住宅は基礎杭に支えられ沈下せず、周囲の地盤だけが下がっていき段差が増すばかり・・という事が良くあります。

 

今回の現場も数年前にアスファルトを施工した時は大丈夫だったものの、年々沈下が進み、今現在は階段を追加せずには危なくて・・。という状況。

 

地盤沈下①.JPG

 

今回は15㎝段差の階段を二つ追加。

 

よくある階段ブロック等では、ブロックごと沈下が進んでしまって、将来再工事が必要になってしまう事から、躯体に繋げてしまう作戦。

 

 

階段追加工事.JPG

 

アンカーを打ち込んで鉄筋を組み立てて、、明日は型枠を設置して生コン打設予定です。

 

 

 

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さて、次の階段は・・

 

階段アク取り①.JPG

 

強烈なアクが流れ出て真っ白にこびりついていて、何でこすっても取れやしない。

 

階段アク取り②.JPG

 

しかも、目地も外れてコケがむしている状況。

 

 

こんな頑固なアクも、、ある薬品を使ってこすると・・

 

階段アク取り完了.JPG

 

ほらキレイ!!

 

目地も外れかかっているものを撤去して詰め直し。

 

これで見た目もバッチリです。

 

《専務取締役 平野》

http://www.hira-ken.com


コメント(2)

sasaki:

お久しぶりです。

今日、ご近所さんで工事をしていました。
車で通り過ぎた時、トラックに『平野建設』と書いてありました。

うちのすぐそばなんです、今回の現場。
軟弱地盤の地域で、どのお宅も沈下に悩まされています。

我が家もインターロッキングを組みなおそうかと話をしているのですが、主人の腰が重くって…

それに階段のアクも出てます。
古い家なので仕方がないか…

明日も現場入りするのですか?


平野

sasakiさま

お久しぶりです!
そうでしたか!!お近くですか。。

本日は10時に生コンを打設して、一度中抜けする予定です。

あの周辺は沈下に悩まされますよね、、当社も今年だけで2軒床下に潜って沈下土を補充する工事をしました。(同時に排水管も下がって逆勾配になったり、管が抜けたりしているのが怖いです。)

杭が効いているから建物自体は安心ですが、周囲が下がることによる段差の発生はうまく付き合っていくしかないですよね。。