路盤改良の厚さについて

昨日ご契約をいただいたお客様ともお話したことですが、北海道の外構工事の場合は凍上による被害があるため、目に見えない部分(路盤改良や基礎工事)にお金がかかってしまいます。(凍上の無い地域は工事費の大部分を目に見える場所に使えるため本当に羨ましい状況です。)

 

今日の午後から見廻りに行った現場でも、ちょうどそんな路盤改良工事中でありまして、ここではカーポート内のアスファルトになるため、積雪による保温効果が見込めない環境。

 

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従いまして、本来であれば最低でも50㎝厚の改良をしたいところですが、何分面積が100㎡以上ある状態で、「塵も積もれば・・」の原理で、費用対効果を熟考しなければならなず。。

 

そこで、今回はお客様ともご相談しつつ40㎝掘削とし、床に断熱材を敷設して対応することに決定。その結果、こんな画像のような雰囲気になっております(笑)

 

外構工事のプランにおいて、除雪をどの程度行う場所か?軟弱地かどうか?水はけは??日当たりは??等々の要素を加味しつつ、どのような設定が適切なのかを判断してまいります。

 

ただし・・・。

これだけやれば絶対大丈夫!と言えないところが切ないところでもありまして、わずか30㎝の路盤改良でも長年たっても全然平気なところがあったかと思えば、50㎝改良しても何となく凹凸やひび割れが発生してしまうこともあるわけです。

 

そのあたりは、正直神のみぞ知る・・という部分ではありますが、極力そうならないように、これまでの経験を活かしつつ真剣に考えてご提案させていただきたいと思っている次第です。

 

詳細は打ち合わせの際にご説明させていただきますので、外構工事を検討中の方はお気軽にお問い合わせください♪


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